夜の浜辺でついに結ばれたジェヨルとヘス。だがバスルームで寝なかったためにジェヨルは悪夢を見てしまう。帰国後、ヘスは上司のヨンジンに、ジェヨルとの関係が進展したことを告白し「母の顔が浮かんだが憎い気持ちはなかった」と涙を流すのだった。そんな中、スグァンからソニョに性教育をしてほしいと頼まれていたヘスは、渋々ソニョを呼び出すが…。ジェヨルはヘスと順調かと思いきや、突然チェ・ホが家にやってくる。
執筆に入ったジェヨルが自分のマンションに戻ると言い出し、ショックを受けたヘス。連絡もまれになり、ついにジェヨルに怒りをぶつけてしまう。一方、ヘスとジェヨルが寝たことを知ったチェ・ホは、ジェヨルに殴り掛かるが…。ドンミンはジェボムにアミタール面接をして14年前の事件の真相に一歩近づく。兄弟の心の傷を癒したいと願うドンミンは、ジェヨルがジェボムの罪を偽証した可能性から、ある仮説を立てるが…。
ラジオの生放送直前、自分を恋人だと紹介しないジェヨルに腹を立てたヘスは、ジェヨルと口論になる。ラジオ中に「そろそろ落ち着きたいし、結婚も考えている」と言うジェヨル。だがヘスは、自分は独身主義だと言い放つ。一方、ジェヨルが精神病ではないかと疑うテヨンは、ジェヨルに自分の前でガンウに電話をするよう頼む。そんな中、ドンミンとチェ・ホは、14年前にジェボムの事件を担当した弁護士に会い、新たな事実を知る。
あまりに軽々しいジェヨルのプロポーズにあきれるヘス。だが彼が自分を真剣に愛していると知り心が揺れる。一方ドンミンはジェヨルとジェボムがかつて住んでいた家を訪れ、14年前の事件について調べる。さらに、ジェヨルに会って彼の過去に関し様々な質問を行った結果、ジェヨルが架空の人物を作り出し、自分の心の闇を隠してきたことを知る。ヘスがジェヨルと付き合うことに懸念を覚え始めるドンミンだったが…。
ヘスはドンミンとヨンジンからジェヨルが統合失調症だと聞く。最初は信じなかったヘスだったが、ジェヨルの今までの言動から統合失調症だと確信。しかも無意識のうちに自傷行為を繰り返し、自らを死に追いやろうとする危険な状態だと気づく。しかし症状を自覚していないジェヨルを任意入院させることは難しく、母親の同意を得て強制入院をさせることにする。ヘスはジェヨルを訪ね、入院前の最後の時を一緒に過ごすのだが…。
ヘスの秘密を聞いたジェヨルは初めてベッドでぐっすりと眠り、ヘスはヨンジンに救急車で迎えに来るよう頼む。しかしその夜、ジェボムと会う約束をしていたジェヨルは、ヘスが目を離している隙に、ガンウからの電話を受け、こっそり家を抜け出す。焦ったヘスは心当たりの場所に向かうが、一足遅く、ジェヨルは事故を起こしてしまう。一方、ドンミンは出所したジェボムにすべてを話し、母親に会いに行かせるが…。
ジェヨルの病室へ行ったことを治療妨害と見なされたヘスは、外来診療停止の処分を受ける。それでも遠くからジェヨルを見守るのだった。一方、ジェヨルはヘスに迷惑をかけたくないという思いから退院を決意する。そんなジェヨルに「錯覚と矛盾に気づくまでは会えない」と伝えるヘス。そしてガンウを注意深く見つめたジェヨルはある真実に気づき、ヘスに助けを求める。ジェヨルは再び入院して治療を受けることを決意するが…。
ヘスの助けで、ついにガンウに別れを告げることができたジェヨル。しかし、ヘスを心配する母は病院にまで押しかけ、ヘスに留学するようにと迫る。ジェヨルは計画通り休暇を取って旅発つようヘスを説得し、1年間、連絡を取り合わない約束でヘスは出国を決意。ラジオにゲスト出演したジェヨルは、自分は決して病気には負けないというメッセージを送る。1年後、旅を終え帰国したヘスは、ジェヨルとの再会に胸を躍らせるが…。