カッコウの巣

ストーリー

バーで泥酔したチョルを家まで送り届けたソンビン。ジュニは片想い中のソンビンの訪問を喜ぶ。ビョングクと一夜を過ごしたファヨンは、ヨニへの復讐を本格的に開始することを心に誓う。一方、ヨニは朝食の席で、ビョングクが何の連絡もなく外泊したことをヒジャに報告する。ビョングクのシャツについた口紅のようなシミを見て、ヨニは胸騒ぎをおぼえるが…。そんな中、ファヨンは自分と同じランジェリーをヨニにプレゼントする。

家族全員に誕生日を忘れられていたヨニ。ビョングクまでもが自分の誕生日を覚えていなかったことにヨニは傷つく。ソンビンをめぐって恋のライバルとなったジュニとユミは、社内で火花を散らしていた。何も知らないソンビンは、ヨニへの誕生日プレゼントをジュニにことづけるが…。一方、ヨニの誕生日パーティーが開かれることを知ったファヨンは、今日が自分の誕生日だと嘘をついてビョングクを呼び出し、指輪を買ってほしいとねだる。

ヨニのカフェを訪れたビョングクはファヨンと鉢合わせし、とっさに初対面のふりをしてしまう。3人は一緒に食事をするが、ヨニとファヨンが親しい関係だと知ったビョングクは動揺を隠せない。帰宅後、ビョングクはファヨンとはもう会うなとヨニに告げるが、そこにファヨンからの電話が…。一方、チュジャは同僚からビョングクとグレース・リーが不倫中だという噂を聞いてショックを受ける。ソンビンもカフェで偶然その噂を耳にし…。

ファヨンは相談したいことがあるという口実で、再びチョルを誘い出す。一方、ソンビンを問い詰めたヨニは、ビョングクがグレース・リーという女性と不倫関係にあるという噂を聞いてしまう。翌朝、ヨニはビョングクにグレース・リーについて尋ねるが…。一方、ソンビンが姉のヨニと一緒にいる姿を目撃したジュニは落ち込み、会社を休んでヨニに会いに行く。そんな中、ヨニはショッキングな事実を知り、ビョングクの会社に向かうが…。

ビョングクとヨニが大きな夫婦喧嘩をし、ヒジャとジンスクは驚いて寝室にやってくる。グレース・リーのことで喧嘩をしたと2人に告げるヨニ。ヒジャはビョングクをかばうが、ジンスクとユミはヨニの肩をもつ。腹を立てて家を出たビョングクは、ファヨンの元へ。ゴンヒはファヨンのマンションにビョングクが入っていく姿を目撃し、ジンスクに報告する。そんな中、ファヨンは自分がグレース・リーであることを知ったヨニに会いに行き…。

ヒジャは社長室でファヨンとビョングクが体を寄せ合う姿を目撃し、噂が事実だったことを知る。あれこれと言い訳を並べるビョングクを叱りつけ、すぐに別れろと言い放つヒジャ。さらに、ジンスクを通じてファヨンを呼び出し、韓国を去るように告げるが…。一方、ヨニの怒りを鎮めるため、ファヨンはカフェに花かごを送り、ビョングクはヨニに謝罪の電話をかける。ところがその夜、ビョングクとヨニは再び口論になり、ヨニは涙を流す。

別人のようにとげとげしくなったビョングクを見て、胸を痛めるヨニ。一方、ファヨンは仕事の相談を持ちかけながらチョルに接近する。チュジャとチャンシクはファヨンのマンションに忍び込み、自分たちの家に荷物をすべて移動して強引に同居を提案する。ファヨンは激怒するが、チュジャにガンが見つかったという衝撃的な話を聞き…。そんな中、ヒジャに水を浴びせられたファヨンは、ビョングクの会社との契約は不可能だと彼を突き放す。

母のヒジャから、ファヨンがジヌを産んだ代理母だと聞かされたビョングクは衝撃を受ける。一方、ファヨンはガンになったという母チュジャの告白が嘘だったことを知り、すぐに家を出て行こうとするが、泣きすがるチュジャを突き放すことができない。ヨニは母グモクと共にジヌのお遊戯会へ。ファヨンもまたジヌの姿を一目見ようと幼稚園に向かい、ヨニの前に姿を現す。ヨニとグモク、ジヌはファヨンと一緒に食事をすることになるが…。

外に遊びに行ったきり戻ってこないファヨンとジヌを探しに出たジンスクはジヌを発見してホッとするが、ジヌを自分の息子だと言い張るファヨンの態度に驚く。一方、ビョングクはなぜ自分の前に現れたのかとファヨンを問い詰める。彼女はビョングクの子であると知っていたら代理母にならなかったと、あくまでも偶然だったと嘘をつく。そんな中、ジンスクは、チャンシクとゴンヒ、ジンスクに片想いするギソプも一緒に社員旅行に出るが…。

ビョングクとファヨンが一緒にいることを知ったヒジャは会社へ向かい、すぐにファヨンと別れろとビョングクを怒鳴りつける。その頃、ヨニの元に差出人不明の封筒が届く。中に入っていたのは、女性と親しげにショッピングをしているビョングクの写真だった。一方、チャンシクとジンスク、ギソプとゴンヒの4人はやっとのことで宿に到着するが、思わぬトラブルが起こり…。写真の件で落ち込むヨニは、ソンビンを誘って飲みに行くが…。

ビョングクが破り捨てた写真を拾い集めながら、涙を流すヨニ。翌朝、ヒジャとジンスクの会話を偶然耳にしたヨニは、さらに混乱してしまう。一方、グモクはジュニにお見合いを勧めるが、ソンビンに片想い中のジュニはきっぱり断る。チョルは何としてでも自分が決めた相手とジュニを結婚させようともくろむが…。写真が本当に合成なのかが気になるヨニはジンスクに会うためにレストランを訪れ、ビョングクとファヨンにばったり出会う。

ビョングクの元を訪れたソンビンは、グレース・リーとの仲を問い質してビョングクに殴りかかる。ヒジャとヨニは帰宅したビョングクの顔を見て驚くが、彼は顔の傷についてヨニに嘘をついてしまう。そんな中、ビョングクの会社とラサはついに業務提携の契約を結び、ジンスクのレストランは世界の外食産業に進出することに。調印式の後、ビョングクとヒジャの前でチョルと出くわしたファヨンは動揺するが、2人きりになると彼を挑発し…。

ホテルの部屋で、ビョングクと2人だけのパーティーを開くファヨン。ファヨンに呼び出されたヨニは、何も知らずホテルへと向かう。ビョングクがシャワーを浴びている間、ファヨンはわざと部屋の鍵を開け…。ヨニから涙声の電話を受けたソンビンは慌てて会社を飛び出し、ヨニを探す。一方、帰宅したビョングクは、激怒したヒジャとさめざめと泣くヨニに対面する。翌日、ヨニはファヨンに会い、もう夫に会わないでほしいと告げるが…。

ビョングクは、ファヨンとの関係を整理するとヨニに誓う。一方、ファヨンはバーでチョルと会い、チョルを破滅に導く罠を仕掛けようとする。そんな中、ソンビンは復讐をやめさせるためにファヨンに接触し、ビョングクに何もかも話すと迫る。だが、ファヨンはまったく動じず、逆にソンビンを脅すのだった。一方、ビョングクはヨニやヒジャとの約束を守り、ファヨンを避け始める。ファヨンは、ビョングクの家の前で帰宅を待ち伏せし…。

ジュニが酔って口にした“10年前のこと”についてビョングクに訊ねられ、激しく動揺するヨニ。ジュニをこれ以上傷つけたくないと考えたヨニはソンビンを呼び出し、もう会わないようにしようと告げるが…。一方、ビョングクはジヌを連れ出し、密かにファヨンと会わせる。ジヌ、ビョングクと一緒に遊園地に行き、幸せな時間を過ごしたファヨンは、3人で撮った写真をこっそりジヌのバッグに入れる。その夜、ヨニは写真を発見し…。