第17話「世の中より怖い存在」

ミンジェがソンジングループの会長に就任してから数年が経過。ジョンヒはテジュに、ソユンを捨てて自分と手を組まないかと提案する。一方、ミンジェはユジンに離婚を切り出し、9年の結婚生活に終止符を打とうとする。その頃、ニュース番組ではソンジンカードのキャッシングサービスが中断されたことが報道されていた。ミンジェはウォンジェの職務をソンジン宅配の社長に変更し、代わりにテジュをソンジンカードの社長に任命する…。

第18話「宣戦布告」

ソンジンカードを持株会社に変更すると提案し、ミンジェを陥れようとしていたソユン。だが、ソンジェまでもがこの罠にかかってしまったことを知り、テジュに計画を修正してほしいと頼む。テジュはソユンの申し出を断り、マスコミに株式操作の情報を流してしまう。そんな中、ソリが刑務所を仮出所し、テジュと再会を果たす。ソユンは連絡の取れなくなったテジュに会うためにエデンを訪れ、ソンジェを傷つけたくないと打ち明けるが…。

第19話「勝つのは私」

ソンジェが自ら検察庁に出頭し、大きなショックを受けたジョンヒは進行の速い認知症を発症。主治医から、数カ月以内にすべての記憶を失うだろうと宣告される。一方、ソユンはテジュが密かにソンジンセメントの臨時株主総会を計画していることに気づき、これを阻止する。そんな中、家を出て行くことを決めたジョンヒは、ソンジンセメントの株をウォンジェ夫婦とジョンユン夫婦、テジュに分配し、家族間にさらなる混乱を巻き起こす。

第20話「権力争いは家族だけで」

ソンジンセメントの株式17%を保有する大韓銀行を買収し、ソンジングループの筆頭株主となる計画を立てたテジュ。理事長としてソンジン経済研究所に追いやられていたソユンは、すぐにグループに復帰し、テジュとの最後の戦いに挑む。会長の座を追われる日が近いことを察したウォンジェは、戦々恐々とするが…。一方、ミンジェはテジュが会長になる事態を阻止しようとソユンに協力し、大韓銀行買収に向けて各方面に根回しを始める。

第21話「殺人罪の告白」

ソンジングループの筆頭株主となり、ソユンに離婚を迫ったテジュ。ウォンジェは父チェ会長が創り上げたソンジングループを守るため、ソユンに会長の座を譲る。孤立したテジュは、臨時株主総会の開催を阻まれ、ソンジンセメントの株の半分を買い占めることを決意。エデンを通して漢江沿いの都心再開発事業に乗り出し、その資金を作ろうとする。そんな中、ミンジェはテジュの大きな弱点に気づき、ソユンとウォンジェに伝えるが…。

第22話「負け犬の暴走」

ソンジン建設が保有する土地を手に入れるため、テジュはウォンジェの横領、背任の証拠を利用する。土地の売却をソユンに指示されたミンジェは、テジュにある条件を提示し…。そんな中、ソンジングループはエデンの再開発事業地と隣接した10万坪の敷地で再開発を推進すると発表。これはソユンがテジュを陥れるために仕掛けた罠だった。資金難に陥ったエデンは補償金を払えず、再開発地域では立ち退き拒否の座り込みデモが発生するが…。

第23話「偽善が最善」

工事と分譲に着手できず、追い詰められたテジュは、座り込みデモの鎮圧をピルトゥに指示する。ソリは多数のケガ人が出たことを知らせるが、テジュは立ち退きに合意するまでは治療費を払えないと言い放つ。ソリは、変わってしまったテジュの姿に大きく失望し…。一方、ソユンは銀行に手を回し、ソンジン建設の債権発行を妨害。資金難に陥ったミンジェはジョンヒの元を訪れるが、ジョンヒはミンジェをソンジェと勘違いしてしまい…。

第24話「罪と罰」

テジュは再び、座り込みデモを強制鎮圧する決断を下す。前回以上の大きな被害が出ることを恐れたピルトゥはソリを呼び戻し、テジュを止めてほしいと頼み込むが…。そんな中、ジョンヒが危篤に陥る。カン専務は、ソンジェを一時出所させられないかとミンジェを頼るも冷たく断られ、ソユンの元を訪れる。そんな中、ミンジェは偽装取引の事実を告発するとソユンを脅迫し、ソンジングループ共同会長の座を手に入れようとするのだが…。