ソ・ミョンジュン
ソ・ミョンジュン 南北合同メタンハイドレート開発チーム 南側責任研究員

常に冷静沈着でありながら、抜群の行動力と人望も兼ね備える韓国屈指の科学者。真面目で思慮深く、政治や権力に対しても決して屈しない強い信念を持つ。朝鮮半島統一の足がかりとなる南北合同メタンハイドレート開発基地の南側責任研究員として、リーダーシップを発揮する。13年前、ロシア留学時代に愛し合いながらも、約束を果たせずに離れ離れとなったジンジェと基地で再会し、変わらぬ想いを伝えるつもりでいたが…。

ファン・ジョンミン

1970年9月1日生まれ。『将軍の息子』(90)でデビュー後、10年以上、ミュージカルや演劇の舞台で活動し頭角を現す。05年、300万人動員の大ヒットを記録した『ユア・マイ・サンシャイン』で青龍賞男優主演賞を受賞し、一躍有名に。12年1月に韓国で公開された映画『ダンシング・クイーン(原題)』ではコミカルな弁護士役で主演し、観客動員数400万人を記録。韓国映画界が誇る演技派俳優。

代表作:『甘い人生』(05)『ユア・マイ・サンシャイン』(05)『ハピネス』(07)「アクシデント・カップル」(09)『ダンシング・クイーン(原題)』(12)

リム・ジンジェ
リム・ジンジェ 南北合同メタンハイドレート開発チーム 北側責任研究員

北朝鮮が誇る、優秀な科学者。ロシア留学時代に愛し合ったミョンジュンとメタンハイドレート開発基地で再会するが、彼の気持ちを誤解したまま、革命委員会からの指令で彼を裏切ってしまう。半島統一を推進する解放派の父、それに反対する革命委員会の母を持ち、彼女の運命はクーデターの渦に巻き込まれていく。ミョンジュンへの愛と尊敬する父の命を守るため、自分を犠牲にして自ら進んで困難に身を投じていく。

キム・ジョンウン

1976年3月4日生まれ。96年にMBC採用タレント25期に合格し、ドラマ「星に願いを」(97)でデビュー。「ひまわり」(98)での髪の毛を丸坊主にした体当たり演技で注目を浴び、以後、映画、ドラマで活躍。「パリの恋人」(04)は社会現象になるほどの人気ぶりとなった。最新作「ウララ夫婦(原題)」も視聴率No.1に輝くなど、これまでの出演作を軒並みヒットさせる実力と人気の持ち主。

代表作:「パリの恋人」(04)「ルル姫」(05)「恋人」(06)「カムバック マドンナ〜私は伝説だ」(10)「ウララ夫婦(原題)」(12)

ミン・ドンギ
ミン・ドンギ 革命委員会 作戦部大佐

北朝鮮軍部入隊後、訓練で最高の成績をおさめるも、出身成分により苦汁をなめる。真の平等社会の実現を目指す軍の実力者チョ・グクチョルに見出され、クーデターにより革命委員会の委員長となったグクチョルと作戦部副部長ハン・ギョンオクの厚い信頼のもと、重要任務を任される。叶わぬ恋と知りつつも、幼い頃に出会ったジンジェに恋心を抱き、彼女への想いと課された任務との間で苦悩しながら、人知れずジンジェを守る。

クァク・ヒソン

1990年4月18日生まれ。小学校卒業後、チェロを学ぶために6年間フランスに留学。11年、オーディションで監督の目にとまり、本作で俳優デビュー。新人らしからぬカリスマ性あふれる演技力で注目の的に。12年4月にはイケメン3ピースバンドEDENのヴォーカル&ギタリストとして来日。ルックス・演技・歌唱力と三拍子揃った才能で、今後最もブレイクを予感させる俳優の一人。

パク・ヘジョン
パク・ヘジョン DBN報道局政治部記者

スクープのためなら命の危険も顧みない、TV局の熱血記者。韓国大統領秘書室長パク・トミョンの娘だが、父の力に甘えず自分の力で危機を乗り越えようとする男まさりの性格。愛する女性のために奮闘するミョンジュンを応援しながらも、信念に燃える彼の姿に心が揺れていく。

チョ・イジン

1982年12月26日生まれ。03年に「窈窕淑女」でデビュー。チョン・ジョンミョンの相手役を務めた『台風太陽〜君がいた夏〜』(05)で各種映画祭の新人女優賞にノミネートされ、注目を集める。翌年、チャ・スンウォンと共演した『約束』(06)での演技が高く評価され、第44回大鐘賞新人女優賞を受賞。若手演技派女優として、今後の活躍が期待されている。

カン・ドンウォン
カン・ドンウォン 韓国国家情報院 対北担当チーム長

優れた能力と誠実さをあわせ持つ、韓国国家情報院の対北担当要員。出世や権力に振り回されることなく自分の良心に従って行動し、信頼するミョンジュンのことは上司の命令にそむいてでも全力で危機から救い出そうと試みる。ミョンジュンの良き理解者であり親友。

チ・フ

1986年6月27日生まれ。入隊中に演技に興味を抱き、俳優を志す。「赤と黒」(10)の熱血刑事役でデビューし、無名ながら強烈な存在感を示す。同作品の演出を手がけたイ・ヒョンミン監督との縁がきっかけで本作に出演。歌手としても活動をスタートさせたほか、ハリウッドからも熱いラブコールを受けるなど、世界を舞台に活躍が期待される次世代イケメン俳優。

STAFF

演出:イ・ヒョンミン
「赤と黒」「雪の女王」「ごめん、愛してる」「サンドゥ、学校へ行こう!」

脚本:ユン・ソンジュ
「ファン・ジニ」「大王世宗[テワンセジョン]」「不滅の李舜臣 (イ・スンシン) 」