「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」ドラマ公式サイト

2020年上半期・評点ランキング時代劇1位!「扶揺(フーヤオ)」「陳情令」の制作会社が新たに放つ、圧倒的スケールの話題作!

すべては愛する者を守るために…

「原始的な彼女」ジャン・ヤーチン「駆け抜けろ1996」ジャン・ヤオ

2021.5.7[Fri] DVD RELEASE【SELL】DVD-SET1【RENTAL】Vol.1~6

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第1回 特別配信中! 予告動画を再生する

10年の時を越え運命の再会を果たした2人が伝説の秘宝と朝廷の陰謀に立ち向かう 2021年No.1ドラマティック・アクション・ラブ史劇!

中国最大のレビューサイトで、2020年上半期・評点ランキング時代劇1位!
「扶揺(フーヤオ)」「陳情令」の制作会社が人気小説を壮大なスケールで映像化!

「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」や「陳情令」など数多くの大ヒット作を手掛けてきた制作会社が、人気小説をダイナミックなスペクタクルでドラマ化! 総勢647人のスタッフとエキストラ含め8287人の出演者を動員し、中国各地で大規模な撮影を敢行。シルクロードの要所である敦煌の奥地やゴビ砂漠の秘境・胡楊峡など、雄大なロケーションでの映像美に加え、編集やCG処理だけでも1年の年月を費やした圧巻のクオリティに目を奪われる! 中国最大のレビューサイト豆瓣(douban)では、10点満点中8.4(2020年6月時点)という高評価を獲得。これは2020年上半期の時代劇ドラマの中では最高得点となり、全ジャンルを合わせた評点ランキングでもトップ5に輝いた! 本作は設定上「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」と比較されており、琅琊閣があった場所・雁蕩山でもロケを行うなど、中国ドラマファンをくすぐる仕掛けが隠されているところにも注目。

「駆け抜けろ1996」ジャン・ヤオ×「原始的な彼女」ジャン・ヤーチン 美男美女のニュースターカップル誕生!
さらに、「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」ゾウ・ティンウェイなど若手からベテランまで実力派俳優陣が集結!

13億人が笑い涙した「駆け抜けろ1996」で、演技未経験にもかかわらず鮮烈なデビューを飾った新人イケメン俳優ジャン・ヤオ。主演作が立て続けに配信されるなど、いま注目度急上昇中の彼が初時代劇にして主人公・左卿辞(さけいじ)を熱演! 病弱ながらも世を渡り歩く流浪の医者という役どころが、持ち前の儚げなルックスとベストマッチ! また、相手役の蘇雲落(そうんらく)を演じるのは、「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」の雅蘭珠役で注目を集め、本作と同時期に配信された大ヒットドラマ「原始的な彼女」でも主演を務めた超大型新人ジャン・ヤーチン。全編に渡り華麗なアクションを披露し、美しさの中に強さを持った戦うヒロインを見事に演じ切った! その他、「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」ゾウ・ティンウェイ、「海上牧雲記~3つの予言と王朝の謎」でホアン・シュエンの少年時代を演じたジョン・ハオ、同じくショーン・ドウの少年時代を演じたシー・ユンポン、「独孤伽羅~皇后の願い~」ルー・シンユー、「楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~」ホアン・ハイビンら、期待の若手から実力派のベテランまでドラマに力を与える!

10年前に交わった運命が、再び2人をめぐり逢わせる――
奪われた軍事機密と霊薬を求め、愛する者と朝廷の陰謀に立ち向かう
ドラマティック・アクション・ラブ史劇!

大盛(たいせい)国の軍事機密・錦繍(きんしゅう)山河図が逆賊によって奪われた。流浪の医者・左卿辞(さけいじ)は、情報機関・山水渡(さんすいと)の宗主・文思淵(ぶんしえん)に山河図を奪還するために雇われる。旅の仲間は武林の沈曼青(しんまんせい)と殷長歌(いんちょうか)、そして謎の盗賊・飛寇児(ひこうじ)。実は飛寇児の正体は、10年前に幼い左卿辞の命を救った少女・蘇雲落(そうんらく)だった。時を越えて再会した2人はやがて恋に落ち、奪われた山河図、そして雲落が探し求める“霊薬”を手にするため、自らの宿命と朝廷の陰謀に立ち向かい…。ともに幾多の困難を乗り越えるロマンティックなトキメキと、愛するがゆえに引き裂かれる切ない決別が深い感動を心に刻み込む! 雲落のためにすべてを捧げる左卿辞の無償の愛は、涙なしでは見られない。また、主人公2人以外のキャラクターが抱えるそれぞれの愛、葛藤のドラマも物語を大きく動かし、作品の密度を一層高めている。さらに、国の実権を握ろうと暗躍する数々の勢力との闘いは、まさに先読み不能の面白さ!

「花不棄〈カフキ〉」「白華の姫」「招揺(しょうよう)」など、 中国ラブ史劇に大ヒット作続出! 一大ムーブメント到来!!

「花不棄〈カフキ〉-運命の姫と仮面の王子-」「白華の姫~失われた記憶と3つの愛~」「招揺(しょうよう)」など、大ヒット作を連発している中国ラブ史劇は年々そのファンを拡大! 昨今の韓国ドラマブームをしのぐ勢いさえ見せ、日本に上陸してくる作品数も急増中! 中国時代劇の専門誌にも重版がかかり、amazonの「ドラマの本の売れ筋ランキング」でも上位にランクイン。なんといっても中国ドラマの魅力は4000年の歴史や神話を題材にした確かな設定と、巨額の予算を投じて作られる圧倒的スケールの世界観。さらに、絶世の美男美女が繰り広げるエモーショナルなロマンスはその他のドラマとは一線を画し、中国ならではの様式美すら表現された極上の感動へと引き込む。本格歴史ドラマ、ファンタジー、アクションなど、多種多様な魅力を放つ中国ラブ史劇から今後も目が離せない!

あらすじ

大盛(たいせい)国の軍事機密・錦繍(きんしゅう)山河図が逆賊によって奪われた。天下の情勢を掌握する情報機関・山水渡(さんすいと)の宗主・文思淵(ぶんしえん)は、方外谷(ほうがいこく)の者から山河図奪還の依頼を受ける。集められたのは、高貴な身分を隠す流浪の医者・左卿辞(さけいじ)、武林の盟主を務める正陽(せいよう)宮の門弟・沈曼青(しんまんせい)と殷長歌(いんちょうか)、そして謎の盗賊・飛寇児(ひこうじ)。旅の途中、左卿辞は飛寇児の正体が女性であることに気づく。さらに彼女は、10年前毒に侵された左卿辞を救い、生きる希望をくれた少女・蘇雲落(そうんらく)であった。雲落は師匠の治療に必要な“霊薬”の在りかと引き換えに、文思淵に協力していた。左卿辞は運命的に再会した愛しき人とともに、自らの過去と朝廷の陰謀に命を賭して立ち向かうが…。

第1話 10年ぶりの再会

大盛(たいせい)国の北の国境を守る靖安(せいあん)侯の屋敷から、謀反を起こした嵬南(かいなん)王の世子・段衍(だんえん)の手によって軍事機密を記した「錦繍(きんしゅう)山河図」が盗まれた。奪還の依頼を受けた江湖の情報機関・山水渡(さんすいと)の宗主・文思淵(ぶんしえん)は、正陽(せいよう)宮の侠客、沈曼青(しんまんせい)と殷長歌(いんちょうか)にこれを依頼。山河図と引き換えに曼青が捜している一族の敵(かたき)・商晩(しょうばん)の居所を教えると約束し、助っ人として流浪の医者・左卿辞(さけいじ)と盗賊の飛寇児(ひこうじ)を同行させる。4人は山河図を追って赤炎沙(せきえんさ)に向かい、荒野を進むが…。

第2話 作戦開始

左卿辞たちが赤炎沙に着いた頃、山河図を奪った段衍は宰相・羅木耶(らぼくや)を訪ね、古茲(こじ)との間を取り持つ約束を取り付けていた。段衍が滞在する羅木耶の別邸に山河図があると踏んだ左卿辞らは、古茲の使者が来る前に盗み出そうと策を練る。翌日、段衍と雪域三魔(せついきさんま)が羅木耶を訪ねている間に、飛寇児が1人で屋敷に潜入。長歌と曼青は外で援護する手はずだったが、飛寇児に不信感を募らせる曼青は、自分たちで山河図を奪おうと長歌にもちかける。

第3話 指切りの記憶

蠍の毒にあたった飛寇児は何とか屋敷から脱出。左卿辞とともに雪域三魔の追跡から逃れる途中、先程からまれているところを救った妓楼の雑用係・朱厭(しゅえん)にかくまわれる。毒を抑える施術をし、飛寇児が女であることを知っていると告げる左卿辞。脳裏に浮かんだのは、10年前、生きる気力を失った自分を励ましてくれた少女の姿だった。段衍が皇后・雪姫(せつき)夫人への贈り物を探していると知った左卿辞は、狼の毛皮を使って夫人に近づこうと考える。

第4話 任務か仲間か

雪姫夫人に取引を持ちかけた帰り、左卿辞は雪域三魔に捕らわれる。助けに行くと焦る長歌らに、飛寇児は左卿辞が残したという文を見せ、そのまま計画を進める。一方、鬼童子(きどうじ)は何も明かさない左卿辞に賭けを持ちかける。それは、段衍が古茲の使者に山河図を渡す同時刻に、左卿辞を処刑するというもの。仲間たちは救出に来るのか、山河図の奪還を選ぶのか…。大盛国では威寧(いねい)侯が、山河図を紛失した罪で靖安候を処罰するよう孝明(こうめい)帝に迫っていた。

第5話 生きる理由

斬首されそうになった左卿辞は、間一髪で飛寇児に救われる。駆けつけた曼青たちは丑奴児(ちゅうどじ)を始末。一行は赤炎沙から脱出する。その頃、古茲の使者と面会した段衍は、羅木耶に陥れられたことに気づく。罠を見破れなかった鬼童子らを罵るが…。追ってくる鬼童子を振り切って洞窟に逃げ込んだ左卿辞と飛寇児は、そこで休息をとることに。毒に侵されている左卿辞は朦朧とする意識の中で、飛寇児もとい10年前に自分を救った少女・蘇雲落(そうんらく)に再会を告げる。

第6話 山河図を戻せ

山河図の奪還がかなわないと感じた靖安侯は、娘の厳晴(げんせい)を守るよう秦(しん)将軍に託す。そのやり取りを陰から苦渋の表情で聞いていた厳晴は、自分が段衍をかくまったせいで、山河図を盗み出されたことを悔やんでいた。靖安侯を断罪する勅書が拓(たく)州に届くと、待ち受けていた沈三章(しんさんしょう)は靖安侯府に押しかける。勅命が下される寸前に曼青によって山河図が戻され、靖安侯は事なきを得るが、段衍と厳晴との関係を知った沈三章に娘を連行されてしまい…。

第7話 明かされる過去

拓州にたどり着いた左卿辞と雲落は、曼青らと合流。女であることを明かした雲落は曼青や朱厭らと打ち解け始める。城内に入った左卿辞は、靖安侯の手の者に捕らえられる。それが10年前に捨てた息子であると気づいた靖安侯に対し、左卿辞は拷問を受けている厳晴の身代わりになると訴える。その一部始終を見ていた沈三章の部下に左卿辞はさらわれかけるが、雲落に救われる。左卿辞は靖安侯の長男・厳植(げんしょく)の墓前で、自分が厳植だと雲落に明かし…。

第8話 愛の目覚め

雲落は次に探す鶴尾白(かくびはく)が正陽宮にあると文思淵から聞き、左卿辞ら一行に別れを告げて馬を走らせる。任務を終えた曼青と長歌、長歌に誘われた朱厭、そして何かを企む文思淵も正陽宮へ向かう。曼青と長歌は朝廷がらみの任務を請け負ったことを長老に叱責されるが、文思淵は2人を庇い、商晩の居所と引き換えに許しを請う。方外谷(ほうがいこく)に帰った左卿辞は、鬼神医(きしんい)から雲落が師匠の蘇璇(そせん)を救うため希少な霊薬を10年も探しまわっていると聞き…。

第9話 負わされた運命

左卿辞は雲落を助けたい一心で正陽宮にやってくる。鶴尾白が保管されている蔵珍閣(ぞうちんかく)に入るため、左卿辞は曼青が毒に侵されていると嘘をつき、治療に必要な薬を手に入れるという口実で長歌を連れて侵入に成功。しかし、後からやってきた雲落に気絶させられる。雲落もまた長老・修玉谷(しゅうぎょくこく)に見つかり、目的を果たせないまま逃げ去る。その晩、酔った曼青は文思淵にからみ、「一族を滅ぼした雲蕩七寇(うんとうしちこう)を討つまで嫁にはいかぬ」と心情を吐露する。

第10話 裏切りの償い

剣術大会の参加者が集まる宴が開かれる。朱厭と酒を飲んだ文思淵は、朱厭が血翼(けつよく)神教の者だと知る。左卿辞は雲落のために鶴尾白を手に入れると文思淵に告げ、手助けするよう依頼する。一方、雲落は鶴尾白を持つ正陽宮の一行が宿泊する沐(もく)府へ。屋敷の様子をうかがっていると、突如鬼童子が現れて曼青をさらっていく。曼青の許婚・沐英(もくえい)は後を追うが、鬼童子が曼青に放った毒虫を恐れて近づかない。そこに文思淵が現れ、自らの手を毒虫に刺させて…。

第11話 交差する想い

灯籠節の夜、左卿辞は雲落に女物の衣を贈る。そんな2人の姿を複雑な心境で見つめる朱厭。一方、曼青は命を救われたことで文思淵に対する見方を改める。文思淵は曼青に胡蝶の灯籠を贈り、沐英との婚姻に迷いを抱くなら、自身の望みを問い直すようさとす。文思淵が屋敷に戻ると、隠し部屋に鬼童子の姿から戻った孫斯弱(そんしじゃく)がいた。剣術大会が始まり、変装術で別人に成り済ました斯弱は圧倒的な強さで勝ち進む。沐府の宗主・沐休(もくきゅう)らは、疑いの目を向け…。

第12話 悲しみの花嫁衣装

左卿辞は斯弱と、元の姿へと戻す代わりに剣術大会に出場して鶴尾白を手に入れるよう取引していた。対戦相手の沐英は、沐家秘伝の技を習得して戦いに挑むが敗北。そこに斯弱が戻ったことを知らされた元婚約者の沐怜(もくれい)が現れ、斯弱を連れて廃屋に逃げこむ。斯弱は10年前に姿を消した理由を打ち明け、あと3日の命だと告げる。そんな中、金虚真人(きんきょしんじん)は鶴尾白を狙う者を誘い出すため、鶴尾白を沐英の治療に使うと宣言。雲落はたまらず飛び出し…。

第13話 負けられない戦い

大会に出る条件として、蘇璇の技、つまり正陽宮の技を使用できない雲落は、人質にとられた左卿辞を救い、鶴尾白も手に入れるため、斯弱を訪ねて教えを乞う。斯弱は残りの力を振り絞り、自身の内功と心法を授ける。翌日、朱厭を負かした長歌の前に雲落が現れ、2人の試合が幕を開ける。雲落は正陽宮から離脱する代償として金虚真人らの三掌を受けて深手を負いながらも、斯弱から伝授された心法により、自身の武器「一寸相思(いっすんそうし)」の威力を引き出し…。

第14話 試される条件

錫蘭星葉(せきらんせいよう)の在りかを知るため、無耳寨(むじさい)にやって来た左卿辞と雲落。謝離(しゃり)の娘・謝姜児(しゃきょうじ)と出会い、世間と隔絶して生きる謝離と面会を果たすが、雲落は「左卿辞を殺せば錫蘭星葉の在りかを教える」と言われて苦しむ。一方、長歌は朱厭の故郷が血翼神教とは知らずに、師匠に会いに帰るという朱厭とともに西南に向かっていた。そんな中、靖安侯と古茲が結託した証拠を捏造し、靖安侯を投獄しようと企んでいた威寧侯は、左卿辞の居場所も突き止め…。

第15話 一度死んだ命

錫蘭星葉(せきらんせいよう)の在りかは知りたいが、どうしても左卿辞を殺すことができない雲落。命を狙われていると気づきながらも、左卿辞はともに穏やかに暮らしたいとささやかな願いを打ち明ける。その想いに応えられない雲落に、自分への殺意の有無を尋ねた左卿辞は、失望の表情を浮かべ無耳寨を去る。雲落は謝離から錫蘭星葉の在りかを聞き出すことを諦めて去ろうとするが、謝離は雲落を試しただけだと明かし、持ち主は血翼神教の教主だと教える。

第16話 10年前の償いに

哀(あい)帝が生きている可能性に気づいた孝明帝は、威寧侯に利用されないよう、先に哀帝を見つけるために左卿辞を訪ねる。自分のために働けば、父と妹を救うという孝明帝からの条件に、左卿辞は応じる。雲落の協力を得た左卿辞は、変装して靖安侯が捕らわれている詔獄(しょうごく)に忍び込む。そこで靖安侯から、哀帝を託した相手は蘇璇であり、その後消息が絶たれたと聞かされる。すぐに変装がばれ、沈三章に追われた左卿辞は、あえて蘇璇と哀帝の秘密を明かし…。

第17話 義兄弟の約束

商晩を追う修玉谷ら武林正派の面々は、罠にかかり洞窟で足止めされたところを曼青に助けられる。武林正派に囲まれ、ついに逃げ場がなくなった商晩は、義弟である文思淵の手にかかり命を落とす。商晩はこうなったときに備えて、文思淵に自分を殺すよう指示しており、雲蕩七侠(うんとうしちきょう)の潔白を示す手がかりを託していた。親の敵討ちに燃えていた曼青だったが、商晩が死に際に放った、家族を惨殺したのは雲蕩七侠ではなく武林正派だという言葉を聞き…。

第18話 すれ違う思い

倒れた文思淵の世話をしながら、募る恋慕の情を打ち明ける曼青。文思淵は自身の過去が曼青を苦しめると考え、想いを拒絶し、冷たくあしらう。一方、長歌と朱厭は、朱厭の師匠の行方を探るべく血翼神教に潜入。そこで教奴(きょうど)に扮した雲落と再会する。教主は修行に入ったまま姿を消し、娘の聖女・阿蘭朶(あらんだ)は、護法・赤魃(せきばつ)に盛られた毒で操られ、実権を奪われていた。そこで左卿辞は、錫蘭星葉と引き換えに解毒すると阿蘭朶に提案する。

第19話 師匠との約束

血翼神教を討つ用意を進めている朝暮(ちょうぼ)閣の掌門・寇夙白(こうしゅくはく)から加勢を求められた金虚真人は、この機に乗じて盟主の座を狙う寇夙白の力を削ごうと、求めに応じる。一方、左卿辞たちは血翼神教を赤魃の手から救うため、教主・柔川(じゅうせん)の行方を捜す。柔川を捜し出した朱厭は、幼い頃から武芸を教わってきた駝(た)師匠こそが教主であり、自分の母親であることを知る。その頃、雲落は朱厭に姿を変え、酒蔵に向かおうとする赤魃を足止めしていた。

第20話 母の願い

朱厭は呑光万念(とんこうばんねん)を繰り出して赤魃を倒す。柔川は錫蘭星葉を左卿辞たちに譲る代わりに、朱厭を連れて血翼神教を離れることを約束させる。その頃、朝暮閣の一団が教団に攻め入ろうとしていた。柔川に突き放された朱厭とともに、血翼神教を離れた一行。姜児は心臓の病を患っていると雲落に明かし、長歌には黙っていて欲しいと頼む。長歌は朱厭と義兄弟の契りを結ぶが、その晩、血翼神教に向かう朝暮閣の一行を目撃した朱厭は1人で教団に戻り…。

第21話 出生の秘密

血翼神教を助けに戻った朱厭に、柔川は出生の秘密を明かす。寇夙白は村人たちを人質に、奥義書の呑光真経(とんこうしんきょう)を要求。戦いの末に柔川は命を落とし、朱厭を助けに入った雲落も深手を負う。一行は教団を離れるが、生死の境をさまよう雲落を見て、左卿辞は錫蘭星葉を治療に使ってしまう。その頃、正陽(せいよう)宮では、曼青が独自の判断で山を下りたことを追及されていた。さらに沐英(もくえい)との婚姻を破棄したいと告げたため、金虚真人の逆鱗に触れる。

第22話 生涯を懸けたい相手

曼青は沐府に赴き、沐英に婚姻の話を破棄すると伝える。その足で文思淵を訪ねるが、文思淵は曼青に想いを断ち切らせるため、わざと傷つける。去り際、翌日の十五夜に灯籠節で行った露店で待つと伝える曼青。約束の夜、胡蝶灯を手に1人雨に打たれる曼青のもとへ、文思淵がやってくる。一方、左卿辞は錫蘭星葉を治療に使ったことを後ろめたく感じながらも、雲落の心情を思うと言い出せない。そこでまず自分に嫁ぐことを約束させるが…。

第23話 花嫁衣装に見た夢

左卿辞と雲落の婚礼の準備が進む中、悲しみに襲われる朱厭。婚礼の日、心を闇に飲まれた朱厭が現れ、左卿辞が錫蘭星葉を使ったことを暴露。怒りに震える雲落は左卿辞と決別し、方外谷を去る。蘇璇を救う方法を探し続ける左卿辞は、黄泉引(よみいん)の毒に侵された自分の血で蘇璇を解毒できると知るが、それは左卿辞が長くは生きられないことを意味していた。姜児は長歌に、自分が謝離の娘であると告白。「悪魔の娘」という長歌の言葉に失望し…。

第24話 朝廷との盟約

雲落を追って、左卿辞も蘇璇がいる荒(こう)山にやってくる。正気を失っている蘇璇に血を与えると、蘇璇は覚醒して姿を消してしまう。雲落は毒の発作で苦しむ左卿辞から、錫蘭星葉は自分を救うために使われたと聞いて自責の念にかられる。山の中で蘇璇を見つけた沐英は、これを餌に武林盟主の座を手に入れようと、正陽宮に取引をもちかける。蘇璇が沐英に捕らわれたことを知った文思淵と雲落は、沈三章を利用して救出する策を考える。

第25話 地下牢の秘密

父親に会うため沐府を訪れた朱厭は、沐休によって地下牢に捕らえられる。そこで蘇璇を救うために人質となった雲落と再会し、沐府の秘所「万念(ばんねん)古道」に通じる仕掛けを見つける。奥の洞穴に入ると、10年前から監禁されている「本物の沐休」を名乗る男が現れる。一方、曼青は金虚真人に「沐英との婚姻は断った」と訴えるが、一蹴される。途方に暮れる曼青を町に連れ出した文思淵は、募る想いを打ち明け、婚礼の日にさらいに行くと約束する。

第26話 2人の選択

左卿辞は蘇璇を目覚めさせる名目で沈三章のもとを訪れ、治療に必要な薬の処方箋を通じて、監禁場所を文思淵らに伝えようと試みる。沈三章は、4日以内に目覚めさせることができなければ、雲落も合わせて3人とも殺すと迫る。その頃、沐英は婚礼の日に武林同盟の盟主の座を譲るよう金虚真人を脅していた。文思淵は沐府の秘密を探り、美人画をもとに万念古道にたどり着く。沐休は万念古道から脱出するため、沐府に伝わる万念(ばんねん)刀法を朱厭に伝承する。

第27話 偽りの正義

白陌(はくばく)は左卿辞の処方箋をもとに、蘇璇の監禁場所を解読。駆け付けた無耳寨の者を救出に向かわせる。文思淵は万念古道の謎を解くため、美人画と壁に刻まれた言葉の解読を急ぐ。雲落とともに、万念刀法の修得を目指す朱厭は、悪夢のような幻覚の中で、絶望の末に刀法を会得。一行は脱出に成功し、蘇璇の救出に向かう。その頃、沐府では時刻を早めて婚礼が執り行われ、沐英との婚姻が成立した曼青は絶望に打ちひしがれていた。

第28話 愛について

文思淵は沐府に曼青を訪ねるが、裏切られた曼青は冷たく追い返す。威寧侯は哀帝の行方を知る蘇璇の身柄が奪われたと知り、さらに靖安侯を問い詰める。その頃、何としても蘇璇を始末したい金虚真人は、蘇璇をかくまう無耳寨を攻めるべく、武林同盟の各派に招集をかけていた。都にやって来た左卿辞は、靖安侯の斬首が決まったことを知る。左卿辞を追ってきた雲落、靖北軍の秦将軍と合流し、ともに靖安侯の救出を試みることに。

第29話 守るべきもの

金虚真人率いる武林同盟が攻めてくると聞き、警戒を強める無耳寨。駆けつけた長歌と姜児の関係に気づいた謝離は、長歌を質問攻めにし、「無耳寨は蘇璇を守る」と金虚真人への言づてを頼む。都では左卿辞が、靖安侯を救うため密かに戻った靖北軍の兵たちに作戦を指示。決行に備えるが、靖安侯から文を託された如期(にょき)が現れ、靖北軍を守りたいなら救出は諦めるよう進言される。処刑当日、刑場のそばで決行の合図を送る時機をうかがっていた左卿辞は…。

第30話 正陽宮の敗走

文思淵に疑心を抱く金虚真人は、山水渡の廖非言(りょうひげん)を呼び出して殺害を指示。代わりに宗主になれと命じる。しかし、金虚真人たちが無耳寨に到着する日、先に1人でやってきたのは、死んだはずの文思淵だった。蘇璇を逃がすために無耳寨に戻った雲落は、逃げる途中で左卿辞に遭遇。蘇璇の安全を託し、自らは応援のため無耳寨に引き返す。無耳寨のせん滅を目指す正陽宮の弟子たちと対峙した謝離。危機に陥ったその時、目覚めた蘇璇が現れ…。

第31話 大切な人

正陽宮へ帰る支度をする長歌のもとに、深刻な面持ちの朱厭が別れを告げにやってくる。自分には大事な人が3人いると感謝の気持ちを伝える朱厭に対し、長歌は自分が正陽宮の者を血翼神教に招き入れてしまったことを打ち明けることができない。左卿辞は蘇璇に厳植であることを明かし、哀帝の居場所を聞き出そうとするが、答えを得る前に謝離の容体が急変したという知らせが入る。蘇璇は自らの気を移し、謝離の一命を取り留めようとする。

第32話 約束の杯

雲落は左卿辞に愛慕の気持ちを伝えるが、冷たく突き放される。無耳寨に戻った左卿辞は、蘇璇から哀帝は金虚真人に連れ去られたと聞かされ、正陽宮に急ぐ。置き去りにされても左卿辞を想う雲落を見て、朱厭は闇に飲まれたもう1人の自分に体を明け渡す決意をする。昏睡状態から目覚めた謝離は、死期を受け入れ、蘇璇と杯を交わす。無耳寨を引き受けた蘇璇は、武林に正義を取り戻すため、各門派に無耳寨に集結するよう号令をかける。

第33話 秘めた想い

山水渡を訪れた文思淵は、自分の後を継いで宗主となった廖非言に雲蕩七侠の真実を打ち明ける。そして、無耳寨で開く会合に各門派を出席させるため、長年山水渡に収集してきた各門派の弱みを売って欲しいと頭を下げる。祭日でにぎわう兪江(ゆこう)の晩、雲落を連れて町に出かけた朱厭は、灯籠を贈って想いを告げるが…。一方、哀帝を引き渡すことを条件に金虚真人の力になると言った左卿辞は、雲落を利用して会合を潰そうと動いていた。

第34話 復讐の始まり

正陽宮へ金虚真人を訪ねた左卿辞は、沈三章を無耳寨に向かわせて、蘇璇と沈三章の両方を始末する策を提示する。哀帝が匿われていると知って正陽宮にやってきた沈三章は、左卿辞の狙いどおり、哀帝の身柄と引き換えに蘇璇を生け捕りにすると約束。無耳寨へ向かい、弱小門派に成り済まして寨内に侵入する。そんな中、朱厭は無耳寨の会合に向かう寇夙白の一行を復讐のために待ち伏せ。寇夙白は朱厭を捕らえて呑光真経を吸い取ろうとするが…。

第35話 10年前の真相

蘇璇を誘き出した沈三章は追ってきた長歌らに討たれ、1人生かされた楊嬛(ようけん)は都に逃げ帰る。無耳寨での会合当日、各門派からの出席者の前で、蘇璇は10年前の永山(えいざん)派惨殺の真相を語り始める。罪を認めない金虚真人だったが、生き残った永山派の下僕の証言が示され、曼青は父母を殺した本当の敵(かたき)が金虚真人であることを知る。金虚真人と対峙するも、内功を廃して武術ができない体になっている蘇璇は、一撃で金虚真人の剣に倒れ…。

第36話 新令主の誕生

左卿辞は金虚真人を訪ね、哀帝の身柄を隠していたことを威寧侯に知られれば、報復は免れないと語り、自分に哀帝を引き渡すよう説得する。一方、金虚真人に騙されていたことを知った威寧侯は、武林同盟の抹殺を誓う朱厭を利用して武林を制圧しようと考える。朱厭を呼び寄せると、集められた囚人と戦い、2刻以内に生きて戻れたら郎衛(ろうえい)の新しい令主にするともちかける。そんな中、正陽宮にいる左卿辞のもとに、蘇璇の敵討ちに燃える雲落が現れる。

第37話 正陽宮の危機

雲落の手引きで哀帝と面会した左卿辞は、大盛国を守るための自身の策を明かす。それを聞いた哀帝は、静かに死を受け入れる。左卿辞が哀帝を殺したことを知った雲落は嘆き、一寸相思を左卿辞の胸に突き刺す。一方、朝廷では、威寧侯が正陽宮への派兵を願い出て、孝明帝はやむを得ずそれを認める。正陽宮の危機を知った曼青と長歌は、恨みよりも育ての恩を選び、正陽宮のために戦うことを決意。無耳寨に向かい、文思淵らに救援を請う。

第38話 残酷な真実

正陽宮に攻め入った朱厭は、金虚真人に詰め寄り、父母を殺された恨みをぶちまける。長歌の制止も虚しく、朱厭と金虚真人は生死をかけた対決に臨み、朱厭は金虚真人の気を吸い取ったうえで殺害。金虚真人は最期に、曼青の両親を殺したのは自分と十二郎衛(じゅうにろうえい)だと言い残す。弱りきった左卿辞と再会した雲落は、蘇璇を救ったために左卿辞があと半年の命であると白陌から聞かされる。悲嘆に暮れる雲落を残し、左卿辞はある目的を胸に朱厭のもとへ…。

第39話 それぞれの覚悟

威寧侯に引き渡された左卿辞は、無能な皇帝のせいで殺された父の恨みを晴らすため、哀帝に成り代わり威寧侯の簒奪(さんだつ)を手助けすると話して信じさせる。さらに、孝明帝にも謁見を申し入れ、皇帝崩御を偽装する自らの策を打ち明け、協力を取り付ける。雲落は密かに左卿辞のもとを訪れ、10年前のように左卿辞を救いたいと訴える。帝位への執念を燃やす威寧侯は、古茲の討伐に孝明帝が親征するよう迫ったうえ、娘の裴婉(はいえん)を左卿辞に嫁がせようとし…。

第40話 絶望の淵で

孝明帝の親征という威寧侯の不意の一手に左卿辞は動揺する。謀殺から孝明帝を守るという危険な役目を買って出た雲落は、孝明帝を無事に避難させたあと、5日以内に知らせを送ると約束する。出征から約束の5日が経っても雲落からの知らせがなく、焦る左卿辞のもとに皇帝崩御の報が届く。その頃、孝明帝と手を組んで威寧侯を討つ算段をしていた渭西(いせい)王は、親征を知らずに都の郊外で待機していたところを威寧侯に捕らえられていた。

第41話 約束の花嫁衣装

文思淵、曼青、長歌の3人は、詔獄に捕らわれている渭西王をなんとか救い出すが、駆けつけた朱厭とその兵に長歌が捕らわれてしまう。宮廷では、左卿辞と裴婉の婚礼が執り行われる。夫婦の拝礼をためらう左卿辞が目を上げると、宮女たちの中に微笑む雲落の姿があった。長歌は拷問を受けた末、仲間を誘き出すために郎衛府の前に吊るされる。文思淵と曼青が山水渡の門弟を連れて救出に向かうと、外套に身を包んだ姜児が郎衛府に現れ…。

第42話 宴の前夜

左卿辞が即位した日、都の郊外では孝明帝と渭西王が面会。玉座に近づいたことを喜ぶ威寧侯は左卿辞に、自分に譲位する前に古茲との協定に玉璽(ぎょくじ)を押すよう強要する。やむを得ず要求を飲んだ左卿辞は、その代わりに花火が見たいと条件を出す。療養のため温泉山荘に運ばれた左卿辞のもとに、雲落が現れる。左卿辞は雲落に、譲位の儀で自分が偽の哀帝であると暴露して欲しいと頼む。それは2人が逃げ場を失うことを意味していた。

第43話(最終話) 私の太陽

威寧侯のもとに、京畿(けいき)軍営が寝返り、渭西王の指揮下に入ったとの知らせが入る。威寧侯は楊嬛に、様子がおかしい朱厭に代わり、禁軍を率いて警備を厳重にするよう指示する。譲位の儀が始まり、威寧侯が左卿辞から玉璽を受け取ろうとした瞬間、裴婉が石を弾いてこれを阻止。そこにいたのは裴婉ではなく、変装した雲落だった。ここにいる哀帝は偽者だと雲落が訴えると、左卿辞は威寧侯の陰謀だったと暴露。そこに孝明帝が現れ…。

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GNBF-5539/第1話~第14話/7枚組

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GNBF-5541/第29話~第43話/8枚組

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