あらすじ
明朝第12代皇帝・嘉靖帝の時代、厳嵩・厳世蕃の父子は政敵を陥れて朝廷を牛耳っていた。嘉靖37年、海賊の襲来が相次ぐ中、兵部の沿海防衛地図が何者かに盗まれ、嘉靖帝は特務機関の“錦衣衛”指揮使・陸廷の息子である陸繹にその調査を命じる。一方、兵部の高官が焼死体で発見される事件が発生し、捜査をすることになった“六扇門”の名捕快・袁今夏。屋敷の主人が火事の前に殺されていたと見抜くが、そこに陸繹が現れて遺体は別人だと指摘される。しかも事件捜査を錦衣衛に横取りされてしまう。今夏は彼に負けまいと独自に捜査を続けるが、行く場所に必ず陸繹が現れ…。