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累計再生数15億回突破! 配信後わずか21時間で再生数1億回到達!数々のランキングで1位を獲得!「宮廷衛士の花嫁」ツォン・シュンシー×「長歌行」リウ・ユーニン×「鳳舞伝 Dance of the Phoenix」ヤン・チャオユエ 注目の美男美女スター豪華共演!運命に導かれて出会った3人の若者。愛と友情を知った彼らが歩む〈正義〉とは——!?固い絆で結ばれた若きヒーローたちが壮大な陰謀に立ち向かう、極上のロマンス・アクション時代劇! 累計再生数15億回突破! 配信後わずか21時間で再生数1億回到達!数々のランキングで1位を獲得!「宮廷衛士の花嫁」ツォン・シュンシー×「長歌行」リウ・ユーニン×「鳳舞伝 Dance of the Phoenix」ヤン・チャオユエ 注目の美男美女スター豪華共演!運命に導かれて出会った3人の若者。愛と友情を知った彼らが歩む〈正義〉とは——!?固い絆で結ばれた若きヒーローたちが壮大な陰謀に立ち向かう、極上のロマンス・アクション時代劇!
  • 「宮廷衛士の花嫁」ツォン・シュンシー&「長歌行」リウ・ユーニン&「鳳舞伝 Dance of the Phoenix」ヤン・チャオユエ 最旬美男美女スターによる夢の共演!

    「宮廷衛士の花嫁」ツォン・シュンシー&「長歌行」リウ・ユーニン&「鳳舞伝 Dance of the Phoenix」ヤン・チャオユエ 最旬美男美女スターによる夢の共演!

    「擇天記(たくてんき)~宿命の美少年~」で大ブレイクし、「宮廷衛士の花嫁」でのイケメン衛士役でさらに人気を高めたツォン・シュンシーが、英雄に憧れる心優しき青年を熱演! 正義のために剣を振るう正統派ヒーローを見事に演じ切り、本作で新たな魅力を開花させた。そんな彼と契りを交わす腕利きの剣客に扮するのは、リウ・ユーニン! 大ヒット作のOSTへの参加で歌手として注目を集め、「長歌行」でのブレイクで俳優としても躍進中の彼が、ニヒルで飄々とした態度と不器用な優しさのギャップで視聴者を魅了し、Weiboキャラクター指数ランキングで6週連続1位を獲得する快挙を達成! さらに、「鳳舞伝 Dance of the Phoenix」をはじめ幅広い作品で活躍し、スター女優の地位を確立したヤン・チャオユエが、2人と友情を結ぶ侠客見習いのお嬢様を好演! ツォン・シュンシー演じる王小石(おうしょうせき)に対して素直になれない愛らしいツンデレ女子ぶりで見る者を惹きつける!注目の若手トップスターによる極上のアンサンブルに日本のファンも酔いしれるに違いない!

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  • 「四大名捕(よんだいめいほ)」原作者×「半妖の司籐(スー・トン)姫」監督による美しき武侠の世界!あらゆるランキングで1位に輝いた話題作が日本についに上陸!

    「四大名捕(よんだいめいほ)」原作者×「半妖の司籐(スー・トン)姫」監督による美しき武侠の世界!あらゆるランキングで1位に輝いた話題作が日本についに上陸!

    「四大名捕(よんだいめいほ)~都に舞う侠の花~」などの原作者としても知られるベストセラー作家・温瑞安。彼の大人気長編小説の映像化で、配信前から大きな注目を集めた本作。「東宮~永遠の記憶に眠る愛~」をはじめ、ヒット作を手掛けてきたリー・ムーゴーが監督を務め、原作の美しく壮大な世界観を再現したエモーショナルな映像に、ファンから賞賛の声が多数上がった! 配信からわずか21時間で再生数1億回を突破し、Maoyan再生数ランキングでも累計3日間1位をキープ! さらに、Weiboのドラマ影響力ランキングやキャラクター指数ランキング、Guduo熱度指数ランキングなどでも1位を獲得し、多くの視聴者を虜にした!

  • 都を目指す3人の若者、彼らの出会いが天下を変える!若者たちの壮絶な愛と戦いを描いた華麗なるアクション・ロマンス時代劇!

    都を目指す3人の若者、彼らの出会いが天下を変える!若者たちの壮絶な愛と戦いを描いた華麗なるアクション・ロマンス時代劇!

    白須(はくす)園で武芸の修行に励んでいた王小石は、師匠から金風細雨(きんぷうさいう)楼の後継者争いに関わる小箱を、蘇夢枕(そむちん)という男に手渡すよう託される。その道中で、江湖(こうこ)で功名を立てることを志す一匹狼の剣客・白愁飛(はくしゅうひ)と、洛陽(らくよう)王の娘で蘇夢枕の妹弟子である温柔(おんじゅう)と意気投合。ともに都に上った3人を待ち受けていたのは、権力と陰謀が渦巻く武侠の世界だった…。壮絶な戦いの中で、友情と愛を知って成長していく若き武侠たち。互いに命運を預け合う王小石と白愁飛による、胸アツなブロマンスは必見! 一匹狼タイプの白愁飛に対して人懐っこい王小石、まるで正反対な彼らが陰と陽のように相手を支え、手を取り合いながら英雄への道を2人で切り拓いていく姿が視聴者の心を揺さぶる! さらに、王小石と温柔が友情から育んでいく恋からも目が離せない。両片想い状態で展開されるもどかしくも一途な愛は見どころ満載! もう1つの恋模様、敵対する組織の後継者同士でありながら惹かれ合う蘇夢枕と雷純(らいじゅん)の純愛と、そこに絡む白愁飛の片想いなど切ないロマンスの行方にも引き込まれること間違いなし!

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  • 「夢幻の桃花~三生三世枕上書~」バロン・チェン、「陳情令」モン・ズーイーなど、麗しい実力派キャストが織りなす色鮮やかな人間模様!

    「夢幻の桃花~三生三世枕上書~」バロン・チェン、「陳情令」モン・ズーイーなど、麗しい実力派キャストが織りなす色鮮やかな人間模様!

    金風細雨楼を率いる大侠客を「アニキに恋して」バロン・チェンがオーラたっぷりに熱演! 義理と人情に厚い男気あふれるイケメンぶりが評判を呼び、主演のスターたちにも負けない人気を博した。江湖を二分する六分半(ろくぶはん)堂の後継者を演じるのは、「双嬌伝(そうきょうでん)~運命の姉妹と2人の皇子~」モン・ズーイー! バロン・チェンとの切ない純愛を貫く、儚くも美しい姿で視聴者を魅了した。さらに、「花不棄〈カフキ〉−運命の姫と仮面の王子−」クリス・スン、「麗姫と始皇帝~月下の誓い~」ヤン・トンなど、注目のイケメン俳優たちが物語に華を添える!

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キャスト&相関図 キャスト&相関図

  • ツォン・シュンシー(曾舜晞) 1996年10月9日生まれ 【主な出演作】「擇天記(たくてんき)~宿命の美少年~」(17) 「宮廷衛士の花嫁」(20)    リウ・ユーニン(劉宇寧) 1990年1月8日生まれ  【主な出演作】「終極筆記」(20) 「長歌行」(21)   ヤン・チャオユエ(楊超越) 1998年7月31日生まれ  【主な出演作】「シークレット♡ハウス~恋の相手はトップスター!?~」(20) 「鳳舞伝 Dance of the Phoenix」(20) ツォン・シュンシー(曾舜晞) 1996年10月9日生まれ 【主な出演作】「擇天記(たくてんき)~宿命の美少年~」(17) 「宮廷衛士の花嫁」(20)
  • リウ・ユーニン(劉宇寧) 1990年1月8日生まれ  【主な出演作】「終極筆記」(20) 「長歌行」(21)
  • ヤン・チャオユエ(楊超越) 1998年7月31日生まれ  【主な出演作】「シークレット♡ハウス~恋の相手はトップスター!?~」(20) 「鳳舞伝 Dance of the Phoenix」(20)

STAFF

原作:温瑞安「四大名捕(よんだいめいほ)~都に舞う侠の花~」

監督:リー・ムーゴー(李木戈)「東宮~永遠の記憶に眠る愛~」「半妖の司籐(スー・トン)姫 ~運命に導かれた愛~」

ストーリー ストーリー

あらすじ

義を重んじる金風細雨(きんぷうさいう)楼と、利益重視の六分半(ろくぶはん)堂が勢力を二分する江湖(こうこ)。白須(はくす)園で武芸を学んだ王小石(おうしょうせき)は、金風細雨楼の若楼主・蘇夢枕(そむちん)に会うため、初めて江湖へ出る。師匠から、誰かのために抜いたとき、相手と一生離れられなくなるという相思(そうし)刀挽留(ばんりゅう)剣を授けられる王小石。旅先で侠客の白愁飛(はくしゅうひ)と、洛陽(らくよう)王の娘・温柔(おんじゅう)と親しくなるが、危険に巻き込まれた温柔を救うために剣を抜いてしまう。3人は夢を抱いて都入りするが、蘇夢枕から実力を見込まれた王小石と白愁飛は、六分半堂から狙われる身に。一方で、刑部と六分半堂が行う闇の商売に気づいた蘇夢枕。江湖に渦巻く陰謀がいま暴かれようとしていた…。

第1話 千の流雲の夢 江湖こうこに一歩踏み出す(上)

青年・王小石(おうしょうせき)は師匠の許笑一(きょしょういつ)から小箱を託され、江湖(こうこ)の二大勢力の1つ、金風細雨(きんぷうさいう)楼の蘇夢枕(そむちん)に渡すよう頼まれる。小箱の中身は金風細雨楼の存亡に関わるという。王小石は仲介人のいる細柳(さいりゅう)鎮へ行くが、細柳鎮ではもう1つの大勢力・六分半(ろくぶはん)堂が、武芸者らに小箱を奪うよう伝えていた。入った店で大勢に襲われた王小石は温柔(おんじゅう)、白愁飛(はくしゅうひ)と出会い、なんとか危機を切り抜ける。その後、仲介人である薛西神(せつせいしん)に会うが、実は薛西神は六分半堂に脅されており…。

第2話 千の流雲の夢 江湖に一歩踏み出す(下)

金風細雨楼の若楼主・蘇夢枕は宋と遼の国境で、宋の楊(よう)将軍の首を遼軍から取り返し、その後都へと向かう。一方、六分半堂の雷純(らいじゅん)は小箱を奪うための策を立て、秋凌渡(しゅうりょうと)へ。小箱を運ぶ王小石ら一行が水路で進もうと秋凌渡へ行くと、素性を隠した雷純の乗る船がやって来る。一行は雷純の船に乗せてもらい、その夜は船上で酒を飲み盛り上がる。その頃、金風細雨楼では香主(こうしゅ)・花無錯(かむさく)が小箱に関する楼主との昔の出来事を思い返していた…。

第3話 神竜 こうべを垂れ雨を呼び 紅袖こうしゅう刀は風を断つ

王小石は苦水舗(くすいほ)で小箱を蘇夢枕に無事手渡す。白愁飛とともに立ち去ろうとした時、大勢が蘇夢枕の方へ向かうのを見る。それは金風細雨楼の古董(ことう)率いる一群だった。古董は蘇夢枕に裏切り者の名簿を持っていると言って油断させて、突然襲いかかってくる。実は古董も六分半堂から潜入した裏切り者だった。その一群は蘇夢枕と軍師の楊無邪(ようむじゃ)で片づけるが、続いて雷恨(らいこん)が弓兵団を引き連れて現れる。それを見た王小石と白愁飛は蘇夢枕に加勢する。

第4話 紅袖刀 風雨を収め 謀略はくうとなる(上)

金風細雨楼では楼主の容体は持ち直したものの、配下の中には裏切り者がおり、不穏な空気が流れていた。楼主に次ぐ地位である花無錯にも裏切りの疑いがあるものの、その証拠は王小石が持ってきた小箱の中にあるらしい。小箱が蘇夢枕の手に渡ったという知らせがもたらされ、花無錯は楼主を軟禁する暴挙に出る。一方、都入りを控えた蘇夢枕、楊無邪、王小石、白愁飛、温柔は、どうやって安全に蘇夢枕を金風細雨楼に入れるか、策を巡らせていた。

第5話 紅袖刀 風雨を収め 謀略は空となる(中)

計画どおり蘇夢枕と白愁飛は金風細雨楼へ向かい、蘇夢枕に化けた王小石と温柔は集賢居(しゅうけんきょ)で花無錯と主事らに会う。線香が燃え尽きるまで花無錯の足止めを頼まれている王小石は、なんとか蘇夢枕のふりを続けて花無錯の足止めに成功。一方、金風細雨楼では白愁飛が襲撃を退ける中、蘇夢枕がついに父・蘇遮幕(そしゃばく)との対面を果たす。蘇遮幕は蘇夢枕に楼主としての心構えを説くのだった。その頃、異変に気づいた花無錯も金風細雨楼へと向かっていた。

第6話 紅袖刀 風雨を収め 謀略は空となる(下)

六分半堂から送り込まれた内通者だった花無錯は、楼主の恩情で死を免れ、掟に従って金風細雨楼を追放された。夜半、静かに都を出ようとする花無錯に、同じく内通者だった魯箭三(ろせんさん)が襲いかかる。不審に思って駆けつけた王小石に、花無錯は都に来たのは間違いだと言う。金風細雨楼では、柳憐心(りゅうれんしん)がいとまごいを願い出て、新楼主となった蘇夢枕から応州の家屋を与えられる。応州には柳憐心の父親で、蘇夢枕の師叔(ししゅく)でもあり命の恩人でもある人が眠っていた。

第7話 雷雨 志を折らず 雲散り月現る(上)

刑部に連行された王小石と白愁飛は傅宗書(ふそうしょ)に拷問されたうえ牢獄に入れられる。その頃、戻ってこない王小石を捜して温柔が妓楼(ぎろう)を訪れていた。温柔は妓女(ぎじょ)の朱小腰(しゅしょうよう)に王小石の行方を尋ねるが、適当にあしらわれ、怒りのあまり物を投げて壊してしまう。そこへ楊無邪が駆けつけ、温柔を連れ戻す。金風細雨楼に着くと刑部の任怨(じんえん)と任労(じんろう)が来て、蘇夢枕の楼主就任を祝うため、傅宗書からの祝いの品を持ってきたと言う。その品を見た蘇夢枕は…。

第8話 雷雨 志を折らず 雲散り月現る(中)

刑部の牢から出た王小石と白愁飛は、六分半堂に入らないかという狄飛驚(てきひきょう)の誘いを断り、都で生きていく道を探る。ところが、働き手を募っている所さえ、2人の名を聞いた途端に雇えないと言い、寝る所はおろか、手持ちの銅貨では食べ物も買えなくなってしまった。2人に会うことを禁じられ、陰から見ている温柔は心配でしかたない。助けようとするが失敗し、楊無邪に笑われるが、金風細雨楼はすでに救済策を考え、手配していた。

第9話 雷雨 志を折らず 雲散り月現る(下)

王小石がやっと見つけた勤め先の薬舗が火事で燃えてしまった。王小石と白愁飛、そして金風細雨楼を追い詰めようとする六分半堂の仕業だった。王小石は繁華街で芸を売り、日銭を稼ごうとするが、白愁飛に尊厳を売り渡していると罵られてしまう。当の白愁飛は、描いた絵を画廊に掲げてもらったものの、全く売れず、都を離れることも考えていた。そんな白愁飛に、六分半堂の雷媚(らいび)が近づき、女の私が怖くないなら一緒に来てと言う。

第10話 金風 朝露を迎え 細雨 前途を映す

晴れて金風細雨楼に加入した王小石と白愁飛。白愁飛は楼主の蘇夢枕から副楼主の地位を授けられる。楊無邪は2人の経歴を調べ上げ、蘇夢枕や温柔の前で読み上げるが、王小石の恋愛経験の多さに温柔は機嫌を損ねるのだった。一方、傅宗書と雷損(らいそん)、狄飛驚は蘇夢枕に北方の商いについて嗅ぎつけられたことを問題視。商いのやり方を変えることと蘇夢枕に“教訓”を与えることを決めた。その頃、雷純は温柔ら3人と再会する準備をしていた。

第11話 若き虎 嵐に立ち向かい 刀剣 月に映える

金風細雨楼、四大主事のうち、寝返った李念堂(りねんどう)を殺すべく白愁飛が、捕らえられた竜嘯青(りょうしょうせい)を救うべく王小石が、北方の商いの仲介人の弟を救出すべく蘇夢枕が、それぞれ六分半堂の地に乗り込むことになった。竜嘯青は雷恨に痛めつけられていたが、その場には朱小腰も呼ばれ、興を添えるために琴を弾かされていた。無事に務めを果たした義兄弟3人は、夜明け間近のうどん屋台に集まるが、六分半堂の兵士たちに囲まれてしまう。

第12話 古井戸の恨み 江湖に血の雨を降らす(上)

蘇夢枕は棋院で雷純に会い、雷純から鷹の絵を贈られ、自分からは辺境の地で入手した暖玉を贈る。円形の玉だったため、雷純は円満であることを願い喜ぶが、父の雷損と蘇夢枕の決戦は避けられそうになかった。一方、王小石と温柔は、傅宗書に仕返しをしようと夜道で待ち構える。その後、2人で散歩していたところ、人が池に落ち、王小石は水に飛び込んで救出する。しかし、助けられたのは女たらしの無礼な男だった。

第13話 古井戸の恨み 江湖に血の雨を降らす(中)

王小石が井戸から救出したのは、その昔、迷天(めいてん)盟の聖主だった関七(かんしち)という男だった。関七は昔自分を裏切った者を訪ね、その妻子を惨殺する。ようやく関七の凶暴さに気づいた王小石は、助け出したことを後悔するがもう遅かった。一方、雷損は関七の逃亡を傅宗書に告げ、その罪を金風細雨楼になすりつけようとする。刑部は早速金風細雨楼へ行き、白愁飛を連行し…。その頃、蘇夢枕と狄飛驚は関七に対処するため手を組む話をしていた。

第14話 古井戸の恨み 江湖に血の雨を降らす(下)

関七は、8年間の恨みを晴らすべく、尚書府に乗り込んだ。王小石が機転を利かせ、傅宗書を逃がすが、だまされたと気づいた関七は王小石を倒して立ち去る。もはや単独で関七を倒すのが不可能なのは、誰の目にも明らかだった。雷損は傅宗書に、蘇夢枕と手を組む準備をしていることを伝える。王小石はやっとのことで金風細雨楼へ帰り着くが、夜が明けると、今回の騒ぎの原因を作った方応看(ほうおうかん)が来ており、盟を結び有橋(ゆうきょう)集団を倒そうと言う。

第15話 三閤さんこう楼にて死闘し 山野にて恩讐おんしゅうを論ず(上)

王小石と温柔が沃夫子(よくふうし)の家を訪ねると、茶花(さか)おばさんが独り憂え顔で座っていた。関七を殺すまで沃夫子は諦めきれないから、あえて行かせたのだと言う。王小石が慌てて外へ捜しに出ると、槍を刺されて虫の息の沃夫子がいた。その頃、都の人々が惨殺されているとの知らせが入り、蘇夢枕と雷損は、傅宗書に関七をおびき出す役をするよう迫っていた。そして、三閤楼(さんこう)で蘇夢枕たち三兄弟と雷損、狄飛驚が共同で関七を迎え撃つことが決まった。

第16話 三閤楼にて死闘し 山野にて恩讐を論ず(下)

関七を都から逃がすため、小双(しょうそう)がおとりとなって白愁飛らを引きつけ、その間に朱小腰が関七を連れて馬車で逃げる。六分半堂も金風細雨楼も自分の命を狙っていると知った関七は馬車から飛び出て、朱小腰も殺そうとするが、息子は生きていて看病をしていた小双がそうだと朱小腰から聞かされて驚く。そこに王小石がやって来て、関七との一騎打ちに。死闘の末、勝ったのは王小石だが、王小石は関七を殺すのを思いとどまる。ところが白愁飛が現れ…。

第17話 梅花 銀雪に映え 想いはついに届かず(上)

王小石はある書道の会で書を披露し、主宰者と意気投合する。その男を義父と呼ぶ方応看が、唐代の大家の名筆を献上しようとすると、元十三限(げんじゅうさんげん)に門前払いされてしまう。傷ついた方応看は、王小石たちと遊びに来てはぐれた温柔に心と立場の苦しさを訴え、温柔は思わず同情しかけるのだった。一方、白愁飛は雷純への想いを募らせ、告白しようと決心する。雷純の方はなんとか穏便に断りたいと、温柔に相談を持ちかけるのだった。

第18話 梅花 銀雪に映え 想いはついに届かず(下)

雷純は白愁飛に想い人がいると告げていた。10歳の頃、親同士が決めた縁談の場で、迷天盟の者に連れ去られそうになったところを蘇夢枕に助けられたこともあり、雷純には忘れられない思い出となっていた。落ち込む白愁飛を、王小石と温柔には慰めようもなかった。雷純が“白游今(はくゆうきん)”の絵を買ったのも、実は蘇夢枕に贈るためだったと分かり、男女の情でも、江湖や金風細雨楼での地位も蘇夢枕に勝てないという悔しさを白愁飛は募らせていった。

第19話 風雨は過ぎれども 雷はやまず(上)

有橋集団の拠点があると確信した王小石は、城外の尉家(いか)村に来ていた。都の穀物倉庫の役割も果たしている村には、米店が多かったが、そのうちの1軒の前に雷損と雷媚の乗る馬車が止まっていた。雷損は王小石の姿を見つけ、茶の屋台でにらみ合う。その頃、金風細雨楼の楊無邪のもとには、有橋集団の工房が尉家村にあることと西へ向け荷が出されたことと、白愁飛が楼主に相談もなく“無法者”たちを動員したという知らせがもたらされていた。

第20話 風雨は過ぎれども 雷はやまず(下)

火器の運搬を金風細雨楼に阻止され、六分半堂は窮地に追い込まれた。雷損は娘の雷純を利用して、蘇夢枕の情に訴えて殺害を図る。雷純はまんまと策に乗り、罠をしかけたあとに監禁されてしまう。一方、蘇夢枕に叱責され、不満を募らせている白愁飛に対して、方応看と雷損が金風細雨楼から離れないと、一生、蘇夢枕の配下に終わるとささやきかける。徐々に心が傾いた白愁飛は酒屋で、王小石と温柔に金風細雨楼に戻らないと宣言する。

第21話 覇業は空となり 夢砕け かなわず(上)

蘇夢枕が十里亭へ行くと、待ち構えていた雷損、伏兵、狄飛驚らに襲撃される。一方、雷純と温柔は白い仮面の男に路地に追い込まれ、雷純が辱めを受けてしまう。王小石が来たが、仮面の男は逃げ、王小石は雷純の蘇夢枕を助けてという言葉を聞き白愁飛とともに十里亭へと向かう。十里亭では死闘が繰り広げられるが、突然、狄飛驚が雷損を爆死させてしまう。有橋集団を納得させて六分半堂を守るためにやったと説明する狄飛驚だったが…。

第22話 覇業は空となり 夢砕け かなわず(下)

金風細雨楼が勝ったことを示すため、蘇夢枕は祝宴を開くが、六分半堂から“贈り物”と称して棺桶が届く。不吉な贈り物をあえて受け取ると言った蘇夢枕が、棺桶に杯を投げつけると、方応看からの贈り物である玉の屏風から雷損が飛び出し、乱闘となる。蘇夢枕が雷損と刃を交える中、雷損を背後から刺したのは、三堂主の雷媚だった。本懐を遂げたかに見えた雷媚を、雷損はお前に私は討てぬと言って突き飛ばすのであった…。

第23話 昨日の杏花雨きょうかう 明日 江湖に帰らず(上)

辱めを受けたうえ、父親を亡くした雷純はすっかり人が変わってしまった。強さを手に入れるために六分半堂を継ぐことになり、時の丞相である蔡瑾(さいきん)に取り入る。その蔡瑾は、目障りな金風細雨楼と政敵の諸葛正我(しょかつせいが)を倒すために、王小石を利用することにした。蔡瑾の別院に招かれた王小石は、有橋集団の黒幕は諸葛正我だと告げられ、悪行三昧の諸葛正我を殺せと説得される。信じようとしない王小石が、諸葛正我の配下の根城と言われる裏通りに行くと…。

第24話 昨日の杏花雨 明日 江湖に帰らず(下)

王小石と狄飛驚が黒幕として書いた名は「蔡」だった。狄飛驚は、狄飛驚は、黒幕に挑めば周りの者の命も危険にさらすことになると王小石に忠告する。金風細雨楼に戻った王小石は、諸葛正我が黒幕だと楊無邪や温柔に訴え、温柔は人が変わってしまったような王小石を心配する。その後、王小石は朱小腰に再会。自分が正しいと思うならやればいいと言われ、決意を新たにするのだった。一方、霹靂(へきれき)堂を支配下に置きたい雷純は、白愁飛と楚河(そが)鎮へ赴く。

第25話 青灯の下で語り 剣を振り寒梅を咲かす(上)

雷純は自らの手で何人も殺し、霹靂堂を従えることに成功すると、白愁飛とともに楚河鎮を後にする。あなたを利用したと言う雷純に白愁飛は、俺は来たかったから来たと返し、先に帰っていく。その頃、金風細雨楼では、楊無邪と温柔が王小石の変わりようを心配していた。当の王小石は金風細雨楼を出ることを蘇夢枕に打ち明ける。有橋集団の黒幕とされる諸葛正我を暗殺する決意を固めたかに見えたが、蘇夢枕に宛てた手紙には…。

第26話 青灯の下で語り 剣を振り寒梅を咲かす(下)

傅宗書の暗殺に成功し、蔡瑾を殺すことに失敗した王小石は、お尋ね者として追われることになる。帰京した白愁飛と蘇夢枕の3人で別れを惜しみ、義兄弟の絆を再確認しつつ都を後にした。ところが、都の郊外には温柔が待っていた。温柔の愛に感動した王小石は、一緒に旅をすることを決意する。一方、金風細雨楼では、蘇夢枕が全責任を負って出頭すると決めていたが、突然、白愁飛が副楼主の権限で蘇夢枕を解任すると宣言する…。

第27話 風雨 縁を散らし 霜雪に馬は帰れず(上)

温柔とともに逃亡の旅に出た王小石は、旅の途中で方恨少(ほうこんしょう)、唐宝牛(とうほうぎゅう)という侠客に出会い、助けられる。さらに、都から来た捕頭に出くわし、王小石は戦うが、実はその者は諸葛正我の使いで来た四大名捕(めいほ)の1人、戚少商(せきしょうしょう)だった。戚少商は、北方へ行くようにという諸葛正我からの助言を王小石に授ける。一方、蘇夢枕の代わりに牢へ入った白愁飛は、任怨と任労から拷問を受けていた。その様子を蔡瑾が見に来て、自分の手下になるようもちかけるが…。

第28話 風雨 縁を散らし 霜雪に馬は帰れず(下)

雷純が牢で苦しむ白愁飛の様子を侍女に伝えさせると、果たして蘇夢枕は雷純に会いに来た。白愁飛を牢から出すようとりなしを頼むと、雷純は私たちの情はもう終わったと冷たく言い放ち、短刀を手にする。捕らわれたままの白愁飛の前には、白高唐(はくこうとう)と名乗る老人が現れ、都で生きるのは難しいが、若い頃の気概は今も消えていないと話す。その頃、王小石は温柔とともに北方への逃避行を続けていたが、ある夜、追っ手が来たことを察知し…。

第29話 生死の境で見る幻覚 浮かび上がる本心(上)

王小石が深い岩の割れ目に突き落とされ、死んだという知らせは都にも伝わっていた。蔡瑾は何度も牢を訪れ、白愁飛と面会していたが、とどめを刺すかのように、王小石は死んだと伝える。金風細雨楼では、蘇夢枕や楊無邪などが、王小石の死の知らせに衝撃を受け、互いを気遣っていた。そして牢にいる白愁飛が蔡瑾の懐柔に抵抗しきれなくなることを心配し、救出を急ぐ決意を固めていた。その頃、方応看に捕まっていた温柔は…。

第30話 生死の境で見る幻覚 浮かび上がる本心(下)

岩の割れ目の底で、王小石は亡くなった方歌吟(ほうかぎん)の遺骸と出会い、刀剣の奥義を悟る。その後、温柔に引っ張り上げられるが、温柔は深手を負っていた。2人して雪の山中をさまよい、窮地に陥っていたところを師匠の許笑一に助けられる。そして、王小石は許笑一から、ある証拠品を手に入れれば、丞相の蔡瑾を失脚させられると聞かされる。一方、牢中で己の幻影と戦っていた白愁飛は、ついに心が折れて権力欲に支配されるようになり、変貌を遂げ…。

第31話 絶望が怪物を生む 結ぶ心と離れる心(上)

白愁飛を救出するため牢獄へ行った金風細雨楼の仲間が、白愁飛に殺された。知らせを受けて蘇夢枕はがく然とする。白愁飛は蘇夢枕を呼び出し、王小石がいなければ義兄弟になっていないと言い、蘇夢枕との義兄弟の縁を切ってしまう。一方、温柔は許笑一の看病のかいあってついに目を覚まし、王小石は大喜びする。ある日、外で剣を振るう王小石を見て、許笑一がその剣法は誰に習ったのかと問う。王小石は崖の底で出会った骸骨の話をするが…。

第32話 絶望が怪物を生む 結ぶ心と離れる心(下)

有橋集団の者となった白愁飛は、対等な友として雷純に会いに行き、手を組んで六分半堂を江湖の最大門派にすることに合意するが、六分半堂は永遠に雷家のものだと念を押される。2人そろって蔡瑾に挨拶に行った席で、白愁飛は蔡瑾に、牢で言っていた望みの物を何でも与えるのは本当かと持ちかけ、雷純が欲しいと告げる。一方、白毛堡(はくもうほう)にいる王小石は、許笑一から出ていくよう促されるが、その前に済ませたいことがあると言う。

第33話 死して解ける因縁 孝行は永遠に果たせず(上)

王小石は、ついに温柔と祝言を挙げた。2人は美しい未来を夢見て、希望に満ちていた。同じ頃、白愁飛も雷純と祝言を挙げたが、1人でやけ酒を飲んでいた。翌日、義兄弟である蘇夢枕に挨拶する名目で、白愁飛は雷純を金風細雨楼に連れていき、2人を侮辱して憂さを晴らす。蘇夢枕の忠告にも耳を貸さず、ただ憎しみを募らせていた。だが、金風細雨楼には王小石が生きているとの知らせが入り、一同は胸を撫で下ろす。数日後、白毛堡に波乱が起き…。

第34話 死して解ける因縁 孝行は永遠に果たせず(下)

許笑一は王小石に、自分と元十三限との確執について語る。その昔、元十三限が有橋集団に入ったため、許笑一は自在(じざいもん)門を廃する決心をしたが、元十三限に襲われる。その時、元十三限の妻・小鏡(しょうきょう)が許笑一をかばって命を落として以来、元十三限は許笑一を恨んでいた。一方、南下する劉安世(りゅうあんせい)に方応看の追っ手が迫り、王小石は劉安世のもとへ向かう。その道中で出くわした狄飛驚は、雷純の無念を晴らすため、方応看を倒すつもりでいた。

第35話 兄弟の不和 起こり 紅袖を悲します

許笑一と温柔を救出するために戦い、元十三限を殺し、温柔のことは守れたが、許笑一のことは助けられなかった王小石。己を責めるなと許笑一は言い残していたが、悲しみに暮れていた。温柔は生き残った自分が許せず、互いに腫れ物に触るような暮らしになることを心配し、王小石から離れていった。王小石は、都へ向かう劉安世一行からは離れ、1人北の辺境へと向かっていたが、その途中、再び狄飛驚の姿を見かけ…。

第36話 楼は存するも 古き友は他人の如し(上)

白愁飛に刺された蘇夢枕は行方知れずとなり、白愁飛は配下に捜させたが、遺体はまだ見つかっていなかった。義兄殺しを実行し、後戻りできない白愁飛の手に握られていたのは、王小石の生存を知らせる文だった。王小石が死んだと信じたからこそ、この道へと踏み出したのにと葛藤する白愁飛。その頃、金風細雨楼を占領されて戻れず、庶民が住む一帯に身を隠した楊無邪、朱小腰たちは、根拠地を奪還しようと話し合っていた。

第37話 楼は存するも 古き友は他人の如し(下)

金風細雨楼の新楼主の座に納まった白愁飛は、蔡瑾から不利な証拠である命令書を取り返せと命じられる。折しも温柔が都に戻り白愁飛と再会するが、2人は全く話がかみ合わず、白愁飛は温柔を人質に取り、命令書を渡せと楊無邪たちを脅迫する。一方、ひげの胡(こ)たちは皇帝を1人きりにすべく寺で待ち伏せする。狙いどおり、皇帝の護衛を振り切ると、裏通りに諸葛正我と劉安世が現れ、王小石を皇帝に謁見させる。王小石が命令書を渡すと…。

第38話(最終話)
野望は夢とついえ 恩讐は雲と共に去る

白愁飛が居座り、温柔が捕らわれている金風細雨楼へ、象鼻塔(しょうび)の仲間とともに乗り込んだ王小石は、白愁飛との一騎打ちとなっていた。そこへ自力で縄を解いた温柔が現れる。抜け道でもある隠し通路から出てきた蘇夢枕と雷純も一緒だった。蘇夢枕が生きていたことを喜びつつも、歩けないほど弱っていることに驚く一同を前に、蘇夢枕は金風細雨楼を取り戻すべく、残った力を振り絞り、白愁飛と対峙する。蘇夢枕と白愁飛を前に、雷純は…。

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配信

  • U-NEXTにて独占先行配信開始
  • 第1回~第14回 2023.2.3[Fri]  第15回~第28回 2023.3.3[Fri]  第29回~第44回 2023.4.5[Wed]

SELL

  • DVD-SET1 2023.4.5[Wed] RELEASE DVD-SET1 2023.4.5[Wed] RELEASE

    17,600円(税抜16,000円)

    GNBF-5775/第1話~第12話/3枚組

    • ●アウターケース付き
    • ●封入特典
      ・リーフレット(4P)
    • ●映像特典

    • ※特典内容はすべて予定です
  • DVD-SET1 2023.5.3[Wed] RELEASE DVD-SET1 2023.5.3[Wed] RELEASE

    17,600円(税抜16,000円)

    GNBF-5776/第13話~第24話/3枚組

    • ●アウターケース付き
    • ●封入特典
      ・リーフレット(4P)
    • ●映像特典

    • ※特典内容はすべて予定です
  • DVD-SET1 2023.6.2[Fri] RELEASE DVD-SET1 2023.6.2[Fri] RELEASE

    17,600円(税抜16,000円)

    GNBF-5777/第25話~第38話/4枚組

    • ●アウターケース付き
    • ●封入特典
      ・リーフレット(4P)
    • ●映像特典

    • ※特典内容はすべて予定です

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Vol.1~7 2023. 4.5[Wed]RELEASE  Vol.8~14 2023.5.3[Wed]RELEASE  Vol.15~22 2023.6.2[Fri]RELEASE

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